用語集

新城パーク歯科クリニックホーム用語集歯槽膿漏

歯槽膿漏

歯槽膿漏とは炎症などによって歯ぐきや歯の土台の骨が溶けてしまう病気で、歯周炎とも呼ばれています。主な症状としては歯ぐきが赤く腫れて口臭がきつくなり、進行すると膿や血が出るようになって、最終的には歯が抜けてしまいます。2011年度の厚生労働省の統計では、日本人の成人の約7割が歯ぐきなどに何らかのトラブルを抱えた歯槽膿漏予備軍であり、50代以降では約半数の人が歯槽膿漏にかかっているという実態が明らかになりました。
歯槽膿漏になる主な原因は、歯垢の付着による細菌の増殖です。歯磨きが不十分だったり、歯並びが悪いと歯垢が付着しやすい状態になります。このほか、喫煙やアルコールの摂取、夜更かしなどの生活習慣も体内に有害物質を溜め込んだり、免疫力を低下させるため、歯槽膿漏にかかりやすくなる原因です。
有効な予防方法としては、歯ぐきの歯周ポケットまで磨くよう丁寧な歯磨きを行うことや歯科医で定期的にチェックすることがあげられます。また、生活習慣を見直し、健康的な生活を送ることも大切です。