用語集

新城パーク歯科クリニックホーム用語集過蓋咬合

過蓋咬合

過蓋咬合(かがいこうごう)とは上下の奥歯を合わせた状態で、前歯が過剰に深くかぶさる状態を言います。ディープバイトやクローズドバイトということもあります。
正常な場合でも上の前歯は下の前歯に多少重なりあっていますが、2〜3ミリ程度です。それ以上前歯同士が重なりあっているようであれば、過蓋咬合の可能性があります。過蓋咬合は歯や歯茎によくない影響を与える場合もあるので注意が必要です。
過蓋咬合が起こる原因は上下の顎の骨の成長バランスが適切でない場合や、虫歯や歯周病などで歯を失って進行する場合などがあります。歯ぎしりやくいしばりが関係していることもあります。
過蓋咬合を放置しておくと顎関節症や歯茎の炎症・口内炎、歯周病、前歯の虫歯などさまざまなトラブルを起こす可能性があります。
過蓋咬合は矯正治療で改善することができます。ワイヤーブラケットやマウスピースなどを用いて矯正していきます。程度がひどい場合は外科手術が必要になることもあります。