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入れ歯の種類はいろいろ! 選び方のポイントは?

歳を取り歯が減ってきた場合や、事故などで歯を損失してしまった場合に必要になってくるのが「入れ歯」です。入れ歯にはたくさんの種類があり、それぞれ特徴や費用が異なってきます。ここでは入れ歯の種類と、選び方のポイントをご紹介していきます。   総入れ歯の種類と選び方 歯のほとんど全部がなくなってしまったり劣化してしまった場合は、「総入れ歯」を検討する必要があります。総入れ歯の種類と選び方のポイントとしては次のようになります。 ①ノーマル 樹皮で造られた一般的な総入れ歯です。唯一保険適応内となるため費用を抑えたい方向け。費用は1万円前後が相場(保険適応した場合)です。 ②コバルトクロムプレート プレートにコバルト板が張られた総入れ歯です。熱を抑え耐久性もそれなりに高いのが特徴的。こちらも費用が比較的安いため、費用を抑えつつワンランク上を望む方向け。費用は35万円前後です。 ③トルティッシュプレート プレートがメッシュ状になっており、小さな穴が無数に開けられている総入れ歯です。飲み物やスープの味を感じやすいのが特徴的。費用は30万円前後です。 ④チタンプレート プレートにチタン板が張られた総入れ歯です。チタンは軽くて丈夫であるため、使い勝手が良いのが特徴的。また身体への金属アレルギーの影響も少ないです。費用は30万円~50万円が相場です。 ⑤貴金属(ゴールド)プレート プレートにゴールド板が張られた総入れ歯です。装着した際の適合性が高く、見た目の変色や劣化も少ないのが特徴的。こちらも金属アレルギーの影響が少ないです。費用は高めで、50万円~70万円が相場です。   部分入れ歯の種類と選び方 歯の一部分のみ損失している場合は、「部分入れ歯」を検討する必要があります。部分入れ歯の種類と選び方のポイントとしては次のようになります。 ①ノーマル 金属の留め具(クラスプ)を用いた一般的な部分入れ歯です。唯一保険適応内となるため費用を抑えたい方向けです。費用は5000円~3万円前後が相場です(歯の本数、上下額、片方か両方による)。 ②ソフトアタッチメント 二重のクラウンを使った留め具を用いた部分入れ歯で、クラウン内部は頑丈なソフト樹脂でできています。費用は5万円前後が相場です。 ③バルプラスト 軽く弾力性も高いナイロン素材を用いた部分入れ歯です。残った歯に負担をかけず、丈夫で長持ちし易いのが特徴的。こちらも金属を使用しないため金属アレルギーの心配もありません。費用は20万~30万円前後です。 ④ソフトデンチャー 歯茎に接する部分に特殊加工を施した部分入れ歯です。入れ歯独特の痛みが少ないため、歯茎が痩せている方などにおすすめの部分入れ歯。こちらも金属を使用しないため金属アレルギーの心配もありません。費用は20万円前後です。 入れ歯には実にさまざまな種類があります。それぞれで機能や費用も異なってくるので、どれが良いとは一概には言えません。ご自身の歯の状況と金銭面を考えた選び方をするのがよいでしょう。
< 2017/09/11 >

どっちを選ぶ? インプラントと入れ歯の違いとは

インプラントとは歯を失ったときの治療法のひとつで、近年この治療法が注目を集めています。虫歯などで歯を入れ替えるときにこの治療法にするかどうかを問われることも出てくるでしょう。 ではこのインプラントとはどんな治療法なのでしょうか。入れ歯との違いやメリットも含めて解説します。   インプラント――どんな治療法? インプラントとは失くしてしまった歯に代えて人工の歯根を埋め込み代替の歯とするものです。3つの部品から構成され、ネジの形をした歯根を歯槽骨に入れ込み、その上に支台部(人工歯を支える役割の器具)を取り付け、さらにその上に人工歯を付けるという形です。 形状や素材、手術方法にも種類があり、装着には歯科医師と相談の上で決めていきます。   インプラントのメリット ■元の自分の歯のように噛む力を持てる 歯根が歯槽骨に埋まっているのでしっかりと固定されていて、ものを噛むときに伝わる力が強いです。人工歯を装着しているという違和感がなく、元の歯に戻った感覚を掴めます。 がたつきもないので固いものでも安心して噛むことができます。   ■入れ歯での不快感が解消できる 入れ歯は金属やプラスチックというその素材上、どうしても口に合わず不快感を覚えることでしょう。また食べ物の味や温かみがわかりにくく美味しく感じられないものです。 さらにしゃべりにくく、部分入れ歯を固定するバネが歯の間にあって見た目にも良くないというマイナス点もあります。 インプラントは顎の骨にまで遡って歯を固定するので、物の感触や温度が伝わり元の歯と遜色のないイメージです。しゃべりにくいこともなく、不自然な金具が見えることもありません。   インプラントのデメリット 保険適用外で自由診療になります。インプラント治療では医療機器や使われる素材なども高価なものが多いです。治療には手術が必要で身体の他の部分で疾患を抱えている人は手術が受けられません。手術であるからには医療事故が起きる可能性もあり、歯科医師の技力を見極める必要もあります。治療期間は検査・診断、経過を見る期間も含め長期に渡ります。 これに対して入れ歯のメリット・デメリットはどんなものがあるのでしょうか。   入れ歯の装着方法 部分入れ歯の場合だと人工の歯を左右両隣の歯にバネで引っかけて装着します。取り外しが自分で可能です。 入れ歯の種類には保険適用の既製品や歯科技工士が患者に合ったものを作るオーダーメイド型があります。   入れ歯のメリット 保険が適用できるものもあり費用がインプラントに比べて安いです。取り外しができるので自分でメンテナンスできます。部分入れ歯や総入れ歯と、用途によって付けられる入れ歯にも種類があり、広範囲に渡る歯の欠損にも対応できます。   入れ歯のデメリット 噛む力が弱まるのがデメリットのひとつです。口のなかに入れ歯をあることの違和感や不快感も出てきます。入れ歯の固定がしっかりしていないと隙間に食べ物が残り、周辺の歯の虫歯の原因になることも。入れ歯の洗浄などメンテナンスを怠ると不衛生になり、菌が口のなか全体に広がっていきます。 インプラントと入れ歯にはそれぞれメリット・デメリットがあります。ご自分が求める歯はどんなものなのか、判断をされた上で治療法を選ぶと良いのではないでしょうか。 歯科医師の意見はもちろんですが信頼できる歯科医師かどうかの評判も含め吟味を重ねていくべきものです。
< 2017/01/17 >