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理解してる? 電動歯ブラシの正しい使い方

2017/10/18

ブラシ部分が自動で振動する「電動歯ブラシ」は、普通の歯ブラシとは歯の磨き方がやや異なってきます。普通の歯ブラシと同じようなやり方で磨いてしまうと、磨き残しができたり、歯を痛めたりしてしまうことも。
そこでここでは電動歯ブラシの正しい使い方、正しい歯の磨き方についてご紹介していきます。

 

電動歯ブラシの持ち方

電動歯ブラシの持ち方には、「ペングリップ」と「パームグリップ」の大きく2つの持ち方があります。

・ペングリップ
ボールペンを持つようなイメージで電動歯ブラシを握ります。細かい動作が可能なので、より丁寧に磨き上げられる利点がありますが、電動歯ブラシの場合はやや重量が重いため疲れてしまうことも。

・パームグリップ
テニスのラケットを持つようなイメージで電動歯ブラシを握ります。ペングリップよりも疲れを感じずに磨けるのが利点ですが、細かい動作がしにくいのが欠点。

どちらの使い方にも利点欠点がありますので、自分に合った方でおこなうか、状況に合わせて使い分けるようにしましょう。

 

電動歯ブラシを使った磨き方のポイント

電動歯ブラシで歯を磨く際には、次のような使い方がポイントとなってきます。

・毛先が歯に当たるようにする

電動歯ブラシは、ブラシの毛先部分に最も振動が集中するように造られています。そのため磨く歯の表面に毛先を軽く当てるようなイメージで磨いていくのがポイントです。ブラシを歯に強く当てすぎてしまうと、せっかくの毛先の振動が無駄になってしまうこともあるので注意してください。

・ゆっくりとずらしていく
電動歯ブラシは、振動で汚れを削り取っていきますので、普通の歯ブラシのように上下左右にゴシゴシと勢いよく磨いてしまうと、振動が伝わらず無駄になってしまいます。そのため、ゴシゴシと磨くのではなく、振動が歯に伝わるよう歯にしっかりと当て、ゆっくりと“ずらす”イメージで上下左右に磨いていくのがポイントです。

・ブラシを傾けて磨く

こちらは電動歯ブラシに限ったことではありませんが、しっかりと歯の汚れを取り除くためにも、ブラシを垂直ではなく、やや傾けて歯に当てるのがポイントです。特に歯と歯茎の間を磨く際には、45度程度までブラシを傾けて磨くことが効果的です。

 

歯磨き粉の選び方

電動歯ブラシは「歯磨き粉」の選び方も重要になってきます。電動歯ブラシの歯磨き粉を選ぶ上でのポイントは次のとおり。

・研磨剤が含まれていない歯磨き粉

電動歯ブラシの場合、研磨剤が含まれている歯磨き粉を使うと振動により研磨し過ぎて、歯を痛めてしまう恐れがあります。そのため基本的には研磨剤が含まれていない歯磨き粉がおすすめです。

・泡が立ちにくい歯磨き粉
電動歯ブラシの場合、泡立ちしやすい歯磨き粉を使うと振動により泡が口の中いっぱいに広がり、歯磨き自体がやりにくくなります。そのため発泡剤などの含まれない、泡が立ちにくい歯磨き粉が電動歯ブラシにはおすすめです。



以上が、電動歯ブラシの正しい使い方となります。特に“振動”を活かしきれるかが電動歯ブラシを使う上で大きなポイントとなりますので、そのことに意識を払いながら使うようにしましょう。